地域おこし協力隊は何をしてるの?多様な仕事内容を紹介します!

こんにちは! 山口県山口市阿東で地域おこし協力隊をしている佐伯です。近年、地方創生の取り組みの一環として注目を集めている地域おこし協力隊ですが、具体的にどんな仕事をしているかご存じですか?実は一括りにはできないくらい多種多様な仕事をしています。この記事では、地域おこし協力隊の数多くの仕事内容について詳しくご紹介します。

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地域おこし協力隊とは?

この記事を読んでいる人はすでに地域おこし協力隊について知っていると思いますが、ざっくり概要だけ説明します。地域おこし協力隊は、都市部からの移住者を受け入れ、地方の地域振興や活性化に貢献してもらう制度です。総務省が推進しており、自治体と連携しながら地域の担い手を育成することを目的としています。任期はおおむね1〜3年で、協力隊卒業後も任期中に行っていたことを継続して行う場合や起業する場合があります。

具体的に何をするの?

多種多様と書きましたが実際には何をしているか見てみたいと思います。私が住んでいる山口県を参考にして現在ある募集を見てみます。この記事を書いたのは2025年の4月14日です。今の募集内容を確認すると、情報発信の募集が多いみたいです。情報発信といってもSNSの活用もあればケーブルテレビのクリエイターの募集もあります。他には移住コーディネーターというこれから移住してくる人の支援をする募集であったり、カフェの運営や企画を行う募集まであります。すでに終わった募集をみるとイメージにもあるかもしれませんが農業、漁業、林業、観光業がありました。意外と様々な内容で募集がかけられてるので逐一確認することで自分の本当にやりたいことが見つかるかもしれません。下のサイトからどんな募集があるか確認してみてください。

https://www.iju-join.jp/chiikiokoshi

僕の活動事例を紹介します!

募集内容では仕事内容が数行でしか書いてません。僕はIT技術の活用で地域おこし協力隊になりましたが、この記事を書いてるのもそうですがIT一筋ではなく実際にはいろんなことをしています。なので例として僕の活動内容を紹介します。今、僕の活動で最も比重が大きいのはITではなく移動販売です。僕はほほえみの郷トイトイという法人のスーパーでお世話になっており、そこでやっている移動販売に携わさせてもらっています。移動販売に乗ることで地域住民と関わることができます。移動販売に出ていない時間はIT技術に関する勉強をしたりシステム開発をすることもあれば、トイトイに来るお客さんの送り迎えをしたりすることもあります。僕の知り合いの地域おこし協力隊も1人で様々なことをやっている人が多いので募集要項に書いてあったことだけやればいいってことは無いと思います。

最後に

地域おこし協力隊は田舎で働くことからイメージ通り農業や漁業の募集があれば、今ではSNSなどのメディア活用をしてほしいという募集もあればDX推進員での募集もあり、かなり幅広い募集があります。ただし活動時間の100%募集内容で働けるかはわかりません。活動時間外も地域のお祭りを手伝う必要があったり、人付き合いが必要な場面もあります。地域おこし協力隊になってやりたいことが見つかることがあるかもしれない反面、自分の理想とは乖離している可能性はあります。まずはやりたいことの募集を探し、すぐに応募するのではなく募集担当に詳しく内容を聞いてみたりするのがおすすめです。

筆者(サイト運営者)

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