20代から始める田舎暮らし

こんにちは!山口市地域おこし協力隊の佐伯です。僕は26歳で地域おこし協力隊の活動のために都市部から山口県山口市の阿東町に移住しました。今回は田舎暮らしが気になっている若者に向けて、都市部から田舎に引っ越した僕の経験を紹介します。

目次

田舎暮らしの経済的なメリット

僕もそうでしたが20代は働き始めたばかりで金銭的に余裕がないと思います。なので初めに田舎暮らしで感じた金銭面でのメリットについて紹介します。

まずは家賃です。都会だとワンルーム10万円くらいが平均価格だと思います。ですが田舎では2,3LDKが5万円前後で借りられます。さらに言えばもっと安いところも存在します。僕も家賃の安さには非常に助かっています。家賃が安いということは当然土地代も安いです。将来自分の一軒家を持つことが夢である人は田舎という選択肢を持っておくと、より早くより大きな一軒家を持つこともできます。

次に食費です。田舎のメリットとして野菜が定価よりもとても安く手に入ります。それは何故かというと、地元でできた野菜には流通コストがあまりかかっていないからです。農家がスーパーや専用の小屋で仲買人を通さず販売しているものもあり、それはなんと定価の半額で買えることもあります。ここまでだけでもかなり魅力的な話でしたが、農家さんと仲良くなっていれば野菜などタダで貰えることだってあります。

最後に仕事について紹介します。地方では高齢化が都市部と比べて著しく進んでおり、僕の住んでいる町だと65歳以上の人口が半数を超えます。ゆえに身体的に健康な働き手が常に求められている環境といえます。ただし、仕事といえばほとんどが農作業になります。仕事のジャンルにこだわっていない人にとっては選択肢となるはずです。

地域との深いつながり

田舎にかかわらず引っ越した際に必ずついてくるものはなんでしょうか。正解は新しい繋がりです。それが田舎だと特に大きく深くなります。都市部と比べて近所付き合いが必須といえます。若い人はお年寄りだったり田舎の人を相手にするのが苦手なイメージがあります。移住を考えている人のために僕が引っ越してきてから経験した事例を紹介します。

まずは大家さんや自治会とのつながりがあります。僕が借りている家の大家さんはとても優しく、その地域で生きていくうえで必要なことを丁寧に教えてくれました。それに時々ご飯をいただくこともありました。現在一人暮らしの僕にとって助けになりました。自治会ではまだ体験していませんが、自治会全員で行う草刈りや掃除があるそうです。

自治会だけにとどまらず地域でのつながりもあります。僕は地域の小学校の運動会に参加しました。障害物競走みたいなのに出て醜態を晒しました…。それでもとても和やかで楽しい時間になりました。他にもこれから様々なイベントがあるらしいです。

こんな感じで地域との深いつながりができます。ただし避けては通れないつながりとなるので人付き合いが苦手な人は覚悟しておいたほうがいいかもしれません。

新しい趣味の発見

田舎では自然が豊かという特徴から新しい趣味を見つけることができます。僕はまだ体験したことも少ないので僕の身の回りの人のことも含め紹介していきます。

僕は田舎に来て初めて本格的なサウナを体験しました。都市部でもサウナは行けます。が、田舎はひと味違います。温まるところは変わりませんが、水風呂に浸かるところですがそのときは川に入りました。大自然ならではだと感じました。川から出た後は大自然の風景を眺めながらぼーっとします。これが「整う」なのでしょうか。あまりわかりませんでしたがスッキリはしました。そのときは普通のサウナに入りましたが、テントサウナも設置してありました。

僕の周りにはバイクを持っている人が多いです。交通量が少なく、建物が少ないことから景色がきれいなので、バイクで走ると気持ちいいんじゃないかなと車で走ってても感じます。僕はバイクに乗るのが怖いので乗りませんが、興味がある人には趣味でも田舎での移動手段でもおすすめです。

友達はサバイバルゲームをしています。サバイバルゲームの施設を作るうえで廃墟が使われることがあるので、田舎にはかなり近いところに施設があることがあります。それに広大な土地を使って自宅の土地に射撃場を作ったりしています。部活かよって思うくらいとても疲れるので僕には合いませんでしたが、銃とか興味ある人にはいいのではないでしょうか。

いろいろな趣味になるようなことを紹介しましたが、これまでの趣味でできなくなったことはありません。これまで趣味として継続していたことも楽しみつつ新たな趣味として楽しめています。

まとめ

こんな感じで若いうちから田舎に移住した僕ですが、かなり楽しく過ごせています。田舎への移住はこれまで紹介したようにメリットが大きいです。もし田舎への憧れがあるならこの記事を参考に考えてみてください。

筆者(サイト運営者)

目次