こんにちは!山口市地域おこし協力隊の佐伯です。僕は山口県山口市阿東町で活動しています。活動内容はITを用いた地域貢献です。移住したばかりでまだ大したことはできていませんが、これから頑張ります!今回はこれから地域おこし協力隊になろうと考えている人に向けて、活動内容について紹介していきます。
地域おこし協力隊とは?
そもそも地域おこし協力隊というものを知らない人に簡単に紹介します。地域おこし協力隊とは、1年から3年にかけて地方に移住し貢献活動をしつつ、定住を図る総務省の制度です。詳しくは総務省のホームページをご覧ください。
貢献活動をするのですが、内容は人によって様々で僕のIT分野というのはかなり特殊です。
活動内容の実態
本題に入ります。地域おこし協力隊の活動内容を僕の場合を例に紹介します。
僕はITを使った地域貢献をするという体で地域おこし協力隊になりましたが、ITについては半人前です。山口県の徳山高専の情報電子工学科を卒業したくらいです。地域おこし協力隊は本当に人を欲している地域が応募をかけるため、その業種未経験でもなれる可能性はあります。(そうでない場合もあります。)僕は半人前のため、現在はスーパーで使用するための業務アプリの開発を行いながら、IT全般の内容をITの会社にサポートしてもらいながら勉強しています。中学校の生徒を相手に短期のプログラミングの授業をすることもあります。
他には地域に定住する必要があるため、スーパーの移動販売車の店員をし地域のお客さんと交流する活動をしております。現在2か月にわたり活動をしてきましたが、ようやく少し顔を覚えられてきた印象です。移動販売以外は地域の行事に参加したりしました。
地域おこし協力隊は3年間のうちに知識や経験を得て、地域の人と仲良くなり、最終的には地域の助けになることが最終目的です。
活動内容の一例
僕の活動内容はかなりレアケースなので知り合いの地域おこし協力隊がどのようなことをしているか紹介していきます。
例えばシンプルに農業をしている人がいます。その人は法人で持っている田んぼがありお米を作っています。それに同じ地域の協力隊と共同で畑をしているそうです。お米を作りながら別に野菜も作っているそうです。かなり忙しいみたいです。
他には地域のお年寄りに代わりまんじゅうを焼いている人がいたり、地域に人を呼ぶため観光業に尽くしている人もいたり、廃棄になるおからで製品開発をしている人もいたりといろんなことをしています。地域のケーブルテレビの映像を作っている人もいます。
このように私を含めいろいろな活動をしている人がいます。さらに違った活動をしている人もいます。気になれば地域おこし協力隊員がブログだったりSNSをしていると思いますので調べてみてください。
地域おこし協力隊卒業後の活動について
地域おこし協力隊の最大3年間の任期を終えた後、隊員によって様々な道に進みます。ただしその多くは着任した時の地域に定住し、その地域でビジネスを興すあるいは働くことが多いです。地域おこし協力隊として活動した3年間で、その地域で働いていけるつながりや知識ができアドバンテージがあるためです。またほとんどの場合、3年間で行ってきた活動内容に追随する内容をビジネス・仕事にします。
まとめ
地域おこし協力隊の活動はその町と深く関わることができ、卒業後独立できるような制度になりますが、その反面自分自身の力でビジネス基盤や地域とのかかわり方を考える必要があります。(中間支援団体の協力もあります。)決して簡単なことではありませんし、3年後の生活の安定は保証されていません。もし地域おこし協力隊にチャレンジしたいという人は、この記事を参考に将来へのビジョンをもってトライしてみてはいかがでしょうか。