「地域の声を聴き、地域の未来をともにつくる」
全国で年間30件超の講演・セミナーを行う、実践型の地域コンサルタント

プロフィール
高田 新一郎(たかた しんいちろう)
1970年、旧阿東町(現・山口市阿東地区)生まれ。
三谷小学校、阿東中学校、山口高校を経て、県外の大学を卒業後、阿東町役場に勤務。40歳で退職し、地元・阿東の地域づくりに本格的に取り組む。
現在は、住民主体のまちづくり実践者として、講演・セミナー・地域伴走支援など、全国各地からの依頼を受けて活動中。

実績紹介:阿東地区での地域再生の歩み
2010年、地域唯一のスーパーマーケットが閉店を迎えた際、住民とともに「将来にも対応できる課題解決のしくみ」を模索し、住民出資による店舗の再開を実現。

住民からの支援金として170万円を集め、「ほほえみの郷トイトイ」が開業。地域住民が惣菜を調理し、店舗運営にも参加するなど、地域の力を活かした持続可能な仕組みが生まれる。
中でも注目されるのが、自立型の移動販売事業。
- 人口約1,000人、高齢者率約60%という地域で、
- 週5日・年間50週にわたり、車両2台で運行
- 補助なしで黒字運営を継続
「モノを売る」のではなく、「会いに行き、声を聴く」ことを重視。
買い物支援だけでなく、見守り・声かけの機能を担う移動販売は、地域の「安心インフラ」として根付いている。
受託・獲得補助金実績(抜粋)
補助金名 | 採択元 | 金額 |
---|---|---|
食品加工製造所導入補助金 | 山口県 | 600万円 |
地域の見守りに関する補助金 | 国土交通省 | 490万円 |
地域活性化補助金(2年連続) | 農林水産省 | 220万円 × 2年 |
民間助成金(JT) | JT | 140万円 × 2年 |
助成金 | トヨタ財団 | 940万円 |
助成金(1回目) | トヨタ・モビリティ基金 | 1,900万円 |
助成金(2回目) | トヨタ・モビリティ基金 | 2,500万円 |
その他多数 | 市関連など | – |
地域活動と人材育成

- ほほえみの郷トイトイ 立ち上げメンバー
- 地元少年野球チームの監督として、青少年育成にも尽力
現在の主な活動領域
- 地域づくりに関する講演・セミナー講師(全国各地、オンラインも含め、毎年年間30件以上実施)
- 自治体・NPO・地域団体へのコンサルティング・伴走支援
- 移動販売モデルや住民参加型運営のアドバイザー
- 補助金申請支援・事業設計支援
メッセージ
「住民こそが課題の当事者であり、解決者です。私の役割は、皆さんの想いをかたちにするお手伝いをすること。その土地らしさを活かし、無理のない、続けられる仕組みを共につくっていきましょう。
地域の課題に、正解やマニュアルはありません。だからこそ、そこに暮らす人たちの声を丁寧に聴き、その中にある知恵や経験を大切にしたい。
外から“してあげる”支援ではなく、一緒に汗をかき、一緒に悩みながら、現場から立ち上がる解決策を探していく。私はその伴走者でありたいと思っています。かつての私自身がそうだったように、誰かが一歩を踏み出せば、次の一歩が生まれます。できることから、無理なく、でも確実に。地域の人たちが“自分たちでやっている”と誇れるような、そんな仕組みづくりを、これからも皆さんとともに歩んでいきたいと願っています。」